目指せ。地方のNo.1店舗
インタビュアー「立地を見つけられて、そのあとすぐに合意を?」
沼田「最初、見せてもらって、家賃とか見て広さも見て、ちょっと当初の予定より広かったんですよね。たぶんあの座敷分広かったんですよね」
安藤「広かったですね」
沼田「でも逆に座敷があることで僕は売り上げ立てられるなって思ったんですよ。宴会で」
安藤「宴会ですね」
沼田「でしかも座敷はもう内装費かけずにそのままでもスペースとしては売り上げになると思って。それでこっちもなんとかなるでしょうと思って持っていきました。最初そこまで乗り気じゃなかった(安藤さんが)ような気がしましたけど」
安藤「ははは」
インタビュアー「最初の見てくれだけで想像するのは難しいですよね」
沼田「わかんないですよね」
安藤「乗り気もなにもちょっとやっぱ最初の、僕は名駅とかでやるとか、しかも30席の店とか。かけ離れてるからじゃないですか、いろんなことが」
沼田「そうそう、全部が違う」
安藤「そうですね」
沼田「まあ将来そういう店やりたいにしても、まずは地方のNo.1店でいいじゃないですかと。そこでちゃんと儲けてからでもいいんじゃないっていう話はしましたね」
安藤「しましたね」
沼田「それはちゃんと納得してもらってるのかな、きっと」
安藤「まあそうですね(笑)」
インタビュアー「今はってとこですね」
安藤「そうですね。でも本当にこの地域一番店っていうワードがよく出てたんですけど、一緒に打ち合わせしてるときに。正直その時はそんなイメージ湧いてなかったです。地域で一番になるっていうことが。でも実際やってみて一年ですけど、自分で言うのもあれですけどここらへんで一番になれとるって感じますね」
インタビュアー「評価高かったです、見ました僕。このエリアの人気店はここだって」
安藤「この辺にないスタイルのお店。初なんでこういう店は。お客さんの反応とか見ててもなんか本当に自信が持ててる自分がいます、正直。あのとき言ってた、地域一番店になれてるだろうっていうのは思いますね」
沼田「ようやくおいついたんです」
インタビュアー「思考が」
安藤「そうそうそう。たぶんあの時は吉岡さんや沼田さんは見えてるんですよ、未来が」
沼田「実は見えてるんですよ」
インタビュアー「周りの競合店もいろいろ見られた中で、鉄板バルのお店なら流行るってある程度見えてらっしゃった?」
沼田「ざくっとは見てますけどね。でもじゃあそんなここに住んでるわけじゃないし、細かいところまで見てないですけど」
安藤「パーっと見たこの辺の雰囲気っすよね」
インタビュアー「すごいな、職人ですね」
沼田「例えばこの場所で、鉄板バルやってこういう店にしたらこれくらいいけるだろうってなんとなくイメージできるんですけど、ちゃんとそれを実行できたり、体現できる人ってやっぱオーナーさん次第なんですよ」
安藤「そうですね」
沼田「それを上回ることができるのもオーナーさん次第ですし。って見れば、予想以上のことをちゃんとやってるオーナーさんなんですよね」
インタビュアー「どの辺が予想を上回ったんですか?」
沼田「売り上げ」
安藤「売り上げ(笑)」