リンゴボーイデザイン応援団になった理由
沼田「実際工事中、お金のこともあったと思うんですけどそれ以外に不安なことってありました?」
苅谷「いや工事中に不安なことはなかったですけども、じゃあなんで僕の心境というか感じ方が大っ嫌いから応援したいに変わったかっていうのが、やっぱりお店が8割9割できてくるのを目の当たりにしてからですね。言ってることがそこで初めてわかった」
沼田「ははは」
苅谷「沼田さんが今まで言ってたことが初めてそこでわかる」
インタビュアー「儲かる店舗づくりってやつですね」
沼田「こういう雰囲気の店なんでデザインもノリなんですよ。現場でああここ白にしようかとか、ある程度は決めてるんですけど突然変わったりするんですよ。それを一つひとつオーナーさんに確認しながらやってるとどんどんずれていっちゃうので、有無を言わせぬくらいの雰囲気でやっちゃってるのは申し訳ないなと思います(笑)床も奥さんがちょっと気になるって」
苅谷「最初ね」
沼田「前の店の床のまんまなんですよ。でちょっと気になるからっていう話で、でもたぶん大丈夫じゃないですかって話で無理やり押し通して、結果あまり気にならないですよね?」
苅谷「全然気にならない」
沼田「これはこれでこういう雰囲気でいいですよね」
インタビュアー「全然この雰囲気でいいと思いますね」
苅谷「そこで僕初めて言ってることが理解できたんで、心境が大きく変わってきたんですね」
インタビュアー「応援しようっていう風に」
苅谷「そうそうそう。全体金額からみると設計金額ってそんなに大きくないじゃないですか。やっぱ工事金額は大きいし取得金額も結構あるし、かといって設計屋さんって次から次に1年2年スケジュールが決まってることもないだろうから、社長としてはしんどいだろうなっていうのもあって」
沼田「しんどいと思います(笑)」
苅谷「僕のアイディアだけど、例えばこのお店の一角にリンゴボーイのデザインですって分かるようにすれば、店舗とか考えるときにちょっと思い出してくれるかなっていうこともあってそんなことで応援していきたいなって思ってますね」