予算内で切り詰めて理想の店舗を創造する
インタビュアー「職人と職人の店づくりというようなお話がありましたが、実際に店舗づくりが進んでどのように感じられましたか?」
大野「結構やっていくうちにこうしようかああしようかっていう変更とまではいかないけど追加だったりとか、予算の中で考えててくれるから、追加だったりあるのは大丈夫なんだろうかって思いながら(笑)」
沼田「あはは」
大野「あれつけようこれにしようとかいうのは結構その場であったりとか、追加追加でやっぱりここはこうしようとかはありましたね」
沼田「追加あったよね?工事としては」
大野「追加は…ないかな?変更とか。追加工事はないですけど、これはこれに変えるわーとか。そういうのは予算的に大丈夫なんであれば私は別により良くしてくれようと思ってるから全然いいんですけど」
沼田「工務店さんとしてはたまったもんじゃないですけどね(笑)」
インタビュアー「ちょこちょこ変更して(笑)」
大野「電気工事しようと思ったらあーだのこーだの言ってちょっと違う風になったりっていうんはあったので、それはまあ予算がいいなら私はもう黙って工務店さんの方見ないようにして(笑)」
一同笑い
大野「ちょっと眉間にしわが寄ったりしてましたけど(笑)」
沼田「工務店さんの方が(笑)」
大野「そこはもう任せようと思って」
インタビュアー「完成に近づくお店を確認しながらっていうところだったと思うんですけど、ご自身の理想というかこんな感じの店がいいみたいな理想って元々ある程度持ってらっしゃったと思うんですけど、そことの食い違いというかそういうのはなかったですか?」
大野「食い違いはないですね。むしろそんなにきっちりイメージがあったわけではないのと、あとは落ち着く雰囲気で、とかちょっと抽象的なんですけどそういう部分においては全部ちゃんとやっていただいてました」
インタビュアー「難しい仕事ですよね、だってオーダーが抽象的になっちゃいますもんね」
大野「はい。よっぽど決まってたらむしろデザイナーなんて雇わない方が」
インタビュアー「お願いしなくていいですもんね」
大野「細かいところは別に伝えればいいと思うし。収納ここほしいとか。自分の中でもできあがって収納も完璧だったなっていうことはないですよね、なにせ初めてのことなんで。だからそういう意味では収納もうちょっとあったほうがいいんじゃない?って提案していただいたりとかじゃあ足しますかとか、いろいろそういうのもありつつってかんじですね」
