信頼できると確信したその理由とは
インタビュアー「苅谷さんの中にも、店舗運営のノウハウを培ってこられた経験則をもとにした『儲かるお店づくり』ってあると思うんです。でも沼田さんって『これは違う』っていうご自身の意見はっきり言われますよね。そんな中でも8割9割店舗が完成してきたときにああやっぱりこの人はいいなと思われたわけじゃないですか。良いと思われた理由はありますか?」
苅谷「旗艦店になるからしっかりしたお店を作っていきたい。実際やっていきながらも本当にこれ必要なのかな?と思うところは多くありました。結局1000万円以上かかりましたから。でね、吉岡さんと藤田さん(吉岡さんの会社の従業員)が僕のお店に違う仕事で来てた時があって、お店作る前だからそういう話してたときに『いやー工務店の作るお店と沼田さんの作るお店だったら全然違うけど、なかなかうまく説明できない。苅谷さん工務店のお店は…残念だなー』って言うんですよ」
沼田「いいこと言った(笑)」
苅谷「言ってみればそれが本当にね、損も得もしない吉岡さんの社員さんがそうやって言うことが最終的に背中ポンと押してくれた感じはありましたね」
インタビュアー「実際できてきみたら、これはお客さん入りやすそうな感じだなっていうのは感じられた、と。すごいですね」
沼田「それをうまいこと自分で言えないっていう(笑)伝えられない残念な感じ(笑)」
インタビュアー「伝えづらいですよね。実際それで完成して」
沼田「ちょうど一年ですか?」
苅谷「6月3日(2018年)で、もうそろそろ一年」
インタビュアー「予算も倍掛け以上かかったわけですよね?」
苅谷「結果的には倍近くかかりましたね」
インタビュアー「500万円くらいだったのが1000万円以上」
沼田「結果どうでした?僕が聞くのもあれですけど(笑)」
苅谷「10ヵ月くらいで初期投資回収ですよ」
インタビュアー「10ヵ月で!?」
沼田「ウハウハですね」
苅谷「原価が低いっていうのもありますけども」
インタビュアー「すごい」
沼田「10ヵ月だったら先月からウハウハですよ(笑)」
インタビュアー「そのタイミングで事実確認というか、これこういうことかみたいなお話にはなりますよね」
苅谷「でももし先に1年で初期投資を回収したいですか、できますよって言われても絶対信じない」
沼田「1年とは思ってなかったですけどね。でもだいたい目標とするこれくらい売れるだろうという数字はなんとなく、そんなにずれてないと思いますね。たぶんそれ以上売れてると思いますね。良かったです」