信頼関係が儲かるお店づくりの第一歩
インタビュアー「ちなみにまず第一プランを提示されたわけじゃないですか。その第一プランに関しては印象としてはどうでした?」
沼田「プランっていうかもう平面でこうするしかなかったみたいな感じですよね」
大野「これはむしろ吉岡さんもこんな感じなるだろうっていうので、もちろん細かい装飾とかは全然違いますけど、席の配置もこれがベストっていうか小っちゃいんでこれ以上はないねっていうところですね。あと細かいところは平面図で見せてもらって、私もそれだけでは想像できないので完全に信頼するしかない(笑)」
一同笑い
大野「私もできる限り、こういう絵が好きですとかいうのを送ったり。あとはもう沼田さんのセンスに任せるしかないんで。私が平面見てもここまでは想像できないですねやっぱり。あとはもう頼んだ以上はできる限り資料渡して信頼するしかないなって。最後の方はちょこちょこと、ここはこれでいい?っていう確認とかあったり、一緒に色を選んだりしてるんで」
沼田「一応確認はするんですけどわかんないと思う(笑)僕のいかんところなんですけど、例えばこの色にこの色に合わせてこういう風になるっていうのを本当だったら時間かけてイメージパースだったりでちゃんと見せるべきなんですけど、時間があまりなかったっていうのと、このタイプの店は結構現場のノリで変えたほうがいいこともあるんですよ。かっちりここはこうしてって決めていくよりは現場のノリでああしようこうしようって決めていきたいんです」
大野「沼田さんがこれ置いてみたいな」
沼田「そうそう、逆にそこで任せてもらえるっていうのは嬉しいし、逆にそこを任せられる人ってすごい腹座ってるなって思いますね(笑)」
大野「お金を出すっていう意味では確かに心配かもしれないですけど、その業界の人しかわからない部分があるんで、結局全体像で見れるのはプロなんだし、意見を聞いたほうが間違いないというか。これで押し切る自信も自分の中にないし(笑)こっちのほうが好きって言って最終的に変なことになったら嫌だから(笑)ある程度そこを一緒に作っていく気持ちでやってあとは要望くらいは言って、それが一番いいものができるんじゃないかなって」
インタビュアー「信頼関係ですね」
大野「はい。決めるまでに時間かけるのはありだと思いますけど、任せたほうが私はうまいこといくのかな?って思っちゃうんで。無理やり自分の意見を押し通すのもちょっとね(笑)」
インタビュアー「無理やりそうさせて(笑)」
大野「無理やりじゃあそうやろかってなってここだけなんか変な風になるの嫌だし(笑)」
沼田「たまにいるんですよ(笑)」
大野「やっぱり自分の店だからこうしたいああしたいとか。だったらデザイナーさん雇わないほうがいいと思うんですよ」
沼田「意味ない」
大野「もうある程度決まってるんだったら雇わない方がスムーズだと思いますね。」
沼田「そうですね」
