出会い
苅谷「経営者向けの勉強会がありまして、そこに僕はゲスト参加したんですね。そこに共通の知り合いがいて、『沼田さん沼田さん、この人ねフォーの店をやりたいっていうことで探してるから、どっかいいとこあったらまた教えてね』って。沼田さんもそのメンバーなんですけどBNIのね。ってときに、沼田さんがポケットから「あっそういえばね」って言って携帯を出して大須のまだ世に出てない物件なんですけどっていう話があったのが始まりだったのよ」
苅谷「で、僕は八事で19年ベトナム料理のレストランをやってたんですね」
インタビュアー「あ~元々やられてたんですね」
苅谷「そうそうそう。でまあレストランはなんでもありなんで、もっとメニューを絞って、フォーとバインミーの専門店をやりたいなと前から準備をしてたんです。ジャンプする前にかがむような姿勢でチャンスがあったら行きたいなっていう風になってたときに沼田さんとの出会いがあったんです」
沼田「ここの物件がたまたまうちに話がきてて、誰かいないかなみたいな。大須な割にはすごい条件がよくて、家賃とかもまあまあ抑えめで」
インタビュアー「立地もめちゃくちゃいいですよね。大須観音と上前津の間ですもんね」
沼田「で、すごいいいし。なんとかうちにつけようと思ってたところで紹介いただいて。で、やろうとしてる業態もフォーとバインミーだし大須(世界の料理が並ぶ通りもある立地)にもドンピシャじゃんと」
インタビュアー「ちょうどいいですね」
苅谷「気持ちの中ではやりたいとは思いつつも、でもお金の段取りができないと『はいできます』とはなかなか僕も言えなかったですね」
沼田「まあそのオーナーとしての経験もあるし」
苅谷「そうそうそう。それでまずは金融機関に聞いてみてから返事しようという風にゆっくり構えてたんですね」